お久しぶりです。GWまでには新作動画をUPしようと考えていたのですが、達成できませんでした。ラストシューティングの動画作成はガンダムの歩行がことのほか難しく苦戦中です。
最も苦しんでいることが、一度上手く歩けるモーションを作れたとしても、数週経つと歩けなくなる事象を克服できないこと。
スマホアプリに 水平器 というものを見つけました(“水平器”や”水準器”で検索すればでてきます)。文字通り、スマホを床に置くだけでどれだけ水平かを角度で表示してくれるアプリです。モーション作成を行っている部屋の床は短冊型の板を並べ互い違いに貼り合わせた床になっており、短冊ごとに傾きがコンマX度差分があることがわかりました。つまり床が(生活する分には全く支障ないレベルで)凸凹しており、GLCガンダムはその影響を受けていました。これに対しては繰り返しモーションをやめ、一歩一歩個々にモーションを作成することで対処出来ました。ところがそれも束の間、一度成功したモーションが数週経つと転んでしまう、という事象が発生。これはどういうことなのか?
考えられる可能性は三つ。サーボモータが経年劣化を起こしており歩行させる度に駆動力の精密さが微妙に損なわれているか、転倒時に無理な負荷がモーターにかかり軽く故障してしまっている可能性。もう一つは床の傾きが冬から初夏への気候変動の影響を受け微妙に変化している可能性、三つ目は度重なるアクションの影響でガンダムの重心がズレてしまっている可能性(何処かのネジが緩んでいるなど)。どれなのかは究明できていませんが、なんとかこの状況を克服させる手立てはないものか?考えました。今のところ思いついたのは「ジャイロ様に頼る」くらいしかありません。
これまで歩行モーションの作成手順として、まずはジャイロOffでモーションを作成し、これ以上の歩行動作向上はムリという状況になったらジャイロOnにして最適な設定値を調整するやり方が良いと考えていました。一方、今回はジャイロOffで歩けているのにジャイロOnにすると歩けなくなる事象も新たに発生していたためジャイロは積極的には使っていませんでした。ジャイロ無しでも歩けるならそれでいいや、と。しかしながら最終手段として、ジャイロを使って変化する路面条件や重心条件をマージンをもって克服させるしかない、という考えに至りましたので、これから試していく所存です。つまりジャイロ設定値を初めに決め打ちして、その設定で歩けるモーションを作り込んでいく、というやり方を試してみます。これが失敗したらお手上げかなぁ。
もうすぐ前回の動画UPから一年経ってしまいます。早い。。。